ゴルフクラブの買い替えを最も頻繁に行うのはドライバーです。
出来るだけ飛ばしたい!曲げたくない!など人によってドライバーに求めるものは様々です。
一番いいのは曲がらずに飛距離が出るクラブです。
そんなの夢のようだと思っていませんか?しかし、きちんと個人個人にあった選び方をすればそんなドライバーを手に入れるのも夢ではなくなるかもしれません。
どんな選び方をすればいいのでしょうか?
何度ドライバーを買い替えてもうまくいかない、また自分に合っていないと思いながらも我慢して使っている・・・こんなゴルファーは意外に多いものです。
やはりゴルフの醍醐味はドライバーショット!『一年の計は元旦にあり』の言葉のごとく『ラウンドの計はドライバーショットにあり』。
ドライバーがうまくいったら気分良くゴルフができますし、気持ちが乗りますから後のプレーにも好転の影響が出てスコアもまとまってくるものです。
しかし、ドライバーの選び方を間違えると結果は散々。
スコアもまとまらずゴルフ自体も楽しいものではなくなってしまいます。
ではどんな選び方をすればいいのでしょう?まずはご自身が何に重点を置いてドライバー選びをするかです。
飛距離を重視するか?方向性を重視するか?弾道重視するか?ドライバーの選び方に最重点項目を作ってあげることが重要です。
飛んで曲がらないのが一番なのは百も承知の上ですが、まずはどこに重点を置くのかを明確にしておくことです。
これを踏まえたうえでドライバーはどんな選び方をしていけばいいのでしょうか?
ドライバー6つの選び方
一番調子の良いクラブを確認
今ご自身が使っているクラブの中で一番調子がいいクラブはなんでしょうか?5番ウッド?それともユーティリティ?ドライバーはそれに見合ったものになっているでしょうか?ドライバーの選び方の一つに調子のいいクラブに重量やシャフトトルク、バランス等を合わせていくという方法があります。
これがドライバーの選び方では失敗の少ない方法です。
どのクラブもみんなダメだ…という場合には使えない手段ですが、何かうまくいっているクラブがあるのなら、ドライバーもそのクラブに近い数値のものにするという選び方がおすすめです。
重さを確認
ドライバーの平均重量は300gです。
これよりも重いと重量タイプドライバー・軽いと軽量タイプドライバーということになりますが、まずご自身が使っているドライバーの重量を確認しそれが重く感じているのか軽く感じているのかを認識します。
ラウンド中後半がしんどいと感じていたら今お使いのドライバーよりも軽いものを選びましょう。
重たいドライバーのほうが飛距離は出やすいですが、非力な方が打っても飛びません。
ドライバーの選び方においては適度な重量を知ることも大切です。
クラブの選び方では重量を軽視する方が非常に多いのですが、実はここがクラブの選び方で最も重視しなけらばならない部分です。
長さを選ぶ
ドライバーの長さは飛距離に比例します。
ドライバーの選び方において飛距離を重視する方は長さがポイントになります。
長ければ長いほど飛ぶことは間違いありませんが、デメリットとして方向性が定まらなくなるという点があげられます。
JGAルールでは48インチまでと長さが決められていますのでその長さまでなら伸ばすことは可能ですが、市販品では最長47インチ程度となっています。
飛距離よりも、方向性を重視したいという方には短めのものがおすすめです。
ヘッド形状を選ぶ
ドライバーの選び方ではヘッド形状や体積も重要なポイントです。
体積が大きいドライバーのほうが方向性が安定しますが、自分好みにドロー系・フェード系と球を打ち分けたいという方はコンパクトなヘッドがおすすめです。
また、ヘッドの向きも確認しましょう。
あらかじめスライスを防止できるようにフック形状に作られているものなどもあります。
実際に構えてみて、ヘッドがどんな方向を向いているか?その向きは自分の打ちたいイメージにマッチしているか確認しましょう。
また、ディープフェイスやシャローフェイスによる違いもあります。
前者のほうがハードヒッターや上級者向き、後者のほうがパワーのない方や初心者向きです。
シャフトの調子を選ぶ
中調子とか手元調子といった言葉を耳にしたことがあるかと思いますが、ドライバーの選び方においてシャフト調子は弾道に関係してきます。
球が上がらずに困っている方は先調子系のシャフトを、逆に球が吹け上がって困るという方は手元調子のシャフトを選ぶといいでしょう。
球に力強さを出したい時も手元調子のシャフトがおすすめです。
シャフトの硬さを選ぶ
ドライバーの選び方でまずはフレックスでしょ?と、この部分を最重視する方が非常に多いのですが、実はさほど重要ではないのです。
通常ゴルフクラブにはフレックスと呼ばれる硬さ表記があり日本製のクラブの多くはX・S・SR・R・R2などの表記が一般的です。
しかし、同じフレックス表記でもメーカーやモデルによって硬さは全く異なります。
モデルAのSフレックスよりもモデルBのRフレックスのほうが硬いなどということは多々あります。
ですから、硬さは大切なのですが、このフレックス表記にこだわりすぎるのはよくありません。
硬いものほど方向性が安定し軟らかくなるほど方向性が不安定になるのは事実ですが、ドライバーの選び方ではその方の体力に合わせたフレックスのものを選ぶことが大切です。
ヘッドスピードの速い方が軟らかいドライバーを力任せに振った場合にはとんでもない方向へ飛んでしまいますが、ヘッドスピードの遅い方が軟らかいドライバーを使えば方向性に問題はありません。
ドライバーの選び方ではフレックスだけにこだわらずトルクなども参考にしましょう。
いかがだったでしょうか?
ドライバーの選び方としてまずは自分がドライバーに求める最重要点を決めてそこを出発点に、ひとつひとつ確認をしながら選び方を決めていくことがポイントです。
距離重視で…と決めたなら長さを46インチ以上に絞って選んでいく、球が上がるドライバーが欲しいと思うのなら先調子系のシャフトに絞って選んでいく…などひとつひとつクリアにしていくことでドライバーの選び方に基準ができ、夢のようなドライバーに近づくことでしょう。