ゴルフコースにはフェアウェイとラフ以外にも様々な難所が設けられています。
障害物となるような木や池、バンカーなどのハザードです。
バンカーならば一打罰を受けずにリカバーすることが可能ですが、ウォーターハザードは入れてしまうとリカバーできるところはほとんどなく必然的に1打罰ついてしまうところがほとんどです。
出来ることならウォーターハザードにボールを入れずにプレーしていきたいものですね。
ウォーターハザードに入れずにプレーするにはどうしたらいいのでしょうか?
コースでは入れたくはないけれどもたとえ入ってしまったとしても1打罰のペナルティを受けなくて済むハザードがバンカーですが、いれてしまったら即1打罰のペナルティを受けなければならないのがOBゾーンとウォーターハザードなどです。
このハザードはコースを攻略するうえで徹底的に避けるべきハザードです。
ウォーターハザードにはよく言われる池のほかにも小川や水路なども含まれており、どんなコースにも必ず設けられています。
この即ペナルティを受けなければならないハザードにボールを入れてしまうと、1打罰を受ける以外にも精神的なダメージも大きく、それ以降のショットにも大きな影響を与えスコアを大きく崩してしまうことも少なくありません。
いわゆる危険ゾーンともいえるウォーターハザードですが、このウォーターハザードという危険を回避しながらプレーすることが出来れば精神的ダメージも軽減されスコアも安定してきます。
ではこの危険ゾーンどのように回避していけばいいのでしょうか?
ウォーターハザード5つの対処法
意識しない
ウォーターハザードのあるホールではハザードを意識しすぎないことがポイントです。
ましてや右がOBゾーン、左がウォーターハザードなどというホールではどうしてもまっすぐ飛ばさねば・・曲げないようにせねば・・という気持ちが先行してしまいます。
そう考えることが、かえってショットのハードルを自分で高くしてしまっているようになってしまいます。
ウォーターハザードを意識し過ぎずに、ショットすることで危険を回避できます。
曲り幅を計算する
自分の持ち球が決まっているのなら、その球筋を利用してマネジメントします。
スライスが持ち球のゴルファーの場合ハザード側ぎりぎりにティーアップして逆方向のラフとフェアウェイの境目あたりを狙ってショットします。
狙い目だけに集中し、ウォーターハザードは意識せずにいつも通りのスイングを心掛けて打つことで、スライスが出ればボールはスライスして右に曲がりフェアウェイキープ。
たとえスライスせずに真っ直ぐにボールが飛んだとしても大怪我をすることもなく、飛ばなければフェアウェイキープ、飛び過ぎてもラフで止まってくれるはずです。
また、フックが持ち球であれば、スライスの時とは逆にハザードとは反対側ぎりぎりにティーアップしてウォーターハザードに入らないラインを狙ってショットします。
この時もハザードは意識せずいつものスイングを心掛けましょう。
いつも通りにフックすればボールが曲がりフェアウェイキープ、曲がらなくてまっすぐ出たとしてもハザード直前で止まってくれるはずです。
手前で刻む
調子が悪くボールの曲り幅を計算できない日などは、ナイスショットがでたとしても絶対にウォーターハザードに届かない番手のクラブを選ぶことです。
手前で止めて刻む戦法をとります。
ウォーターハザードに入れてしまって一打罰を受けるよりは一打分少なくて済みますから、一打を争うような時にはこの選択も必要です。
ハザードのないホール
ウォーターハザードやバンカーのないホールでは、逆にそういったハザードがあることを想定してどういった攻め方をしていくかを常に考えながらプレーすることも大切です。
そうすることで実際にハザードのあるホールでの緊張感を和らげることが出来、いつでも普段通りのショットが出来るような強い精神力を養っていきましょう。
大きいクラブを持つ
ウォーターハザードがグリーン手前に設計されているホールなどでは、どうしても体が委縮してしまい普段よりも距離が出にくくなることが多いものです。
アイアンでも普段の飛距離から10~20ヤードくらい短くなることもまれではありません。
アマチュアゴルファーではナイスショットした時のイメージで距離を合わせてクラブを選択するのが掟ですが、このようなホールでは長めのクラブを選択するのも手です。
いかがだったでしょうか?
ゴルフではハザードをどのように回避して攻めていくかも楽しみのひとつです。
意識しないようにと思っても何故か吸い込まれるようにはいってしまうのことが多いものですよね。
ハザード回避はコースマネジメントの第一歩です。
しっかりとコースマネジメント出来るか否かでその日のスコアが大きく変わってきます。
どう攻めていくのかを良く考えてプレーしていきましょう。