ゴルフとの付き合い方は様々です。
とにかく上達したい!という努力熱心タイプだけでなく、仕事もあるしそんなにはゴルフの練習を頑張れないという普段の生活優先のほどほどタイプもいます。
しかし、どんなアベレージゴルファーでも、誰もが一度は思う目標が「100切り」ではないでしょうか。
ゴルフ練習やラウンド回数が多くない人でも100切りを目指せる、ゴルフ上達ポイントはあるのでしょうか?
ゴルフを始めてしばらくすると徐々にいろんな欲が出てきます。
もっとゴルフが上手くなりたい、スコアを伸ばしたい、あいつよりうまくなりたい、100切りを実現してみたい。
けれど一方で、「ゴルフコースは年に数回しか行けないし、練習場だってそんなに頻繁に行けない。
レッスンに通うといいとは聞くけど、仕事もあるし時間を作れない。
自由に使えるお金だって限られてる。
大体、地道な練習ばっかりだとつまらないし…」と思って、ゴルフ100切りなんてと諦めがちな人も少なくないでしょう。
しかし、練習場やレッスン以外でゴルフ上達に役立つことは何もないのでしょうか?ゴルフ100切りに必要なのはハードな練習ばかりではありません。
上手い人が知っているポイントや、密かに行っている習慣・心がけがあるのです。
基本の道具選びやちょっとしたポイントを把握することで、スコアアップが狙えます。
そんな、すぐに取り入れられるゴルフ100切りの法則をお知らせします。
ゴルフ100切り8つのテクニック
フェースが左を向くクラブ
ゴルフ100切りを目指すために自分の技術レベルにマッチしたドライバーを選ぶことは、クラブ選びの中で最重要項目と言えます。
ゴルフビギナー97%がスライサーと言われているので、右に行きにくいクラブを選ぶこと。
床にポンと置いたときに、フェース面が左を向くクラブを選んでください。
「S」表示シャフトを選ぶ
握力のある人はヘッドスピードも速い傾向があります。
握力が40以上ならS表示(やや固め)シャフト、40以下ならR表示の標準的な堅さ、女性など30以下の握力の人はL表示シャフトを選ぶのが、ゴルフ100切りへのポイントです。
柔らかく感じるグリップを選ぶ
ゴルフ100切りを目指すためのグリップの条件は、弱い力で握っても高いホールド感があり滑らないことです。
ラバーグリップは握った感触が柔らかく感じるため、強く握ろうとしなくなります。
コードグリップは滑り止め効果は高いですが、腕に力が入って上手く振れなくなるなどスイングのバランスを崩す可能性があるので、おすすめできません。
キツいグローブを選ぶ
ゴルフのグローブを防寒用手袋と同じ感覚で選んでいる人がいますが、はめた時にパツパツになって、グローブにしわがよらないくらいキツいサイズを選ぶことが大切です。
グローブを購入する際は必ず試着をして、手のひらを広げた状態からグーに握ってみるのが難しいくらいのサイズが正解です。
クラブとの密着感がアップするので、力まずに握れてスイングが安定するので、100切りにつながります。
ショートホールこそルーティン
バーディーを狙えるショートホールは気合が入りすぎて、構えに入る前のことをおろそかにしている人も多いようです。
構えてから「これでいいのかな」と不安になって体が固まってしまうのです。
打つ前のルーティンを大事にしましょう。
全体の景色をよく見て打ち、ラインを決めるといったことを確実に行うことです。
アドレスをきちんと構えた後は、あれこれ余計なことを考えすぎずにいつものスイングを行えば、ゴルフ100切りも見えてきます。
同伴プレーヤーのパットは情報の宝庫
カップに入ったライン、寄せたラインには必ず参考になる点があります。
ゴルフ100切りを目指すなら、一番最初に打つプレーヤーの大体のラインの目安をつけましょう。
プレーヤーの打ち出し方向はどこか?減速するポイントはどこか?最後のひとコロがりの際に左右どちらに振れるか?人のラインを読むことで自分のラインも読みやすくなります。
「打つ方向」「スピード」「曲がり幅」この3つを確認しましょう。
天候・ウェアによって変える
雨の日や気温が低い日は、重ね着をして体が動きにくいと感じることもありますよね。
そういう日でもゴルフ100切りを目指してドライバーで飛距離を出すには、しっかりと体重移動をすることです。
体が動きにくいと無意識に上半身が力んでしまいます。
大きく振ろうとせずに、スイングし始めた時から右足にしっかりと体重を乗せれば、自然と体が回転します。
歩測で距離感をチェック
普段の自分の歩幅がどのくらいあるかを知っていますか?歩幅が分かれば、普通の生活の中でも距離感を磨くトレーニングができてゴルフ100切りにつながります。
道を歩いているときに「2本先の木まで30ヤードかな」など目標物を見つけて目測し、実際に歩いて「28ヤードか。
誤差2ヤードならOKだな」などチェックするというやり方です。
スイングフォームばかりがゴルフ上達100切りのポイントとは限らないのです。
いかがだったでしょうか?
あまり考えずになんとなくで道具を選んでいた人にはハッとする情報もあったのではないでしょうか。
また、明日がコースという場合でもすぐ取り入れられるプレー時の心がけや、歩幅で距離感をつかむ方法などは、アベレージゴルファーだけでなく、中上級者の方にも役立つポイントと言えると思います。
限られた時間の中でも上達している人はたくさんいます。
忙しい、練習が足りないと嘆くのではなく、今できることをチャレンジして100切りを目指してみましょう。