ゴルフのスイングは、ゴルファーが最も気になることの一つです。
巷にも、様々なゴルフスイングのコツが流れています。
今回は、ほとんどのゴルファーがゴルフのスイングの際に重要と考えることについて意識を集中できる練習も含めて紹介し、それとはまた違った方法でゴルフスイングを見直す方法もご紹介しています。
ゴルフのスイングにとって大事な事とはいったい何でしょうか?
シングルゴルファーの多くが、ゴルフスイングで大切なこととして、体重移動と体の回転を挙げています。
そうは言ってもなかなか難しい体重移動と体の回転を意識することができる練習方法をまとめました。
また、もう一つの視点として、ゴルフのスイングの際にヘッドの動きに意識を集中するやり方もあります。
ヘッドの動きに意識を集中する事も実際やってみると難しいので、それを意識することができる練習方法をまとめました。
そうすることにより、スイング前のチェックが減り、スムーズなゴルフスイングになります。
最後には練習の際に様々な球をあえて打つことで、自分の持つ距離感を鍛える練習も紹介しています。
どちらの練習もやってみて、自分に合う方法を見つけることが、よりよいゴルフのスイングを身に付けられることにつながります。
ゴルフスイングを極める7つの方法
体重移動でゴルフスイング
シングルゴルファーの多くがスイングで「体重移動」が大切だとしています。
その理由はトップで右足に乗せた体重を左足に移すパワーを使ってスイングしているからですが、その方法は様々です。
いくつか例をご紹介します。
一つ目はクラブをまっすぐ引いて、腰をスライドさせると右サイドに乗れますので、あとはクラブを上げればトップが決まり、ダウンスイングからは左腰をすばやく回転させる動きで左に乗るという方法です。
二つ目はアドレスで右に体重を乗せておいて、右軸でバックスイングします。
ダウンスイングでは腰を水平に回しながら左足に乗っていきます。
左足で体重を支えるのがポイントです。
三つ目は足の親指の付け根で体重を支えるように意識します。
トップで左足、インパクトとフォローで右足に乗ります。
このときつま先に乗り過ぎないように注意します。
以上方法は様々ですが、自分に合う体重移動の意識の仕方があったら取り入れてみるのもよいでしょう。
体の回転でゴルフスイング
体の回転も、ゴルフのスイングで大事にしたいポイントの一つです。
手先を使わず体のターンで振ることを意識します。
手で振るとここ一番のときに曲がってしまうようです。
なので、手は体について動いているだけにしたいですね。
筒の中に入って体を回すというイメージがよく言われています。
このイメージでスイングすると上体のブレを抑えて体を回転させることができます。
両腕は常に体の正面にあるようにします。
他には肩の回転で体を引っ張る方法もあります。
重要なのはトップとフィニッシュの肩の入れ替えです。
この動きにより体全体をスムーズに回転させることができます。
もう一つ、腰の動きで体の回転を作る方法もあります。
ダウンスイングから右腰で体を押すようにまわすのがポイントです。
体の回転についても、自分に合う意識の仕方があったら取り入れましょう。
意識その1
アマチュアゴルファーが、ゴルフスイング中に意識していることは、次のようなことがあります。
「テークバックで右脇が開かないように注意しています」、「アドレスで背筋をぴんと伸ばします」、「左サイドの壁を意識しています」、「捻転、タメ、リストターンの3つを意識しています」、「ビハインドザボールです」、「切り返しで下半身から順番に動かすことです」。
どれもゴルフスイングの際に大事なことばかりですが、視点を変えてみましょう。
ボールを打つのはクラブヘッドの役目ですので、自身の体のことばかり意識するのではなく、体を消してヘッドに集中してみましょう。
箸を使う時、指をどう動かすとか肘の角度とか深く考えている人はいないのと同様です。
意識その2
では、体を消してヘッドに集中するにはどうしたらよいでしょうか。
ヘッドを意識するには、まずヘッドの重みを感じなければなりません。
そのためには、グリップを握る手の力をできるだけゆるめてあげることが大切です。
指の腹にグリップが触れる程度の力で握ってみます。
こうすると、ヘッドの重さを感じやすく、手の中でクラブがたくさん動いてクラブの自然な動きを妨げずヘッドが走りやすくなります。
意識その3
いざスイングをする際、つい切り返しで力んでしまい、上手く当たらない事があります。
そんなときは、スイング中、ヘッドがどこにあるのか、フェースはどの方向を向いているのかを常に感じるように意識してみましょう。
最初はなかなか分からないかもしれませんが、感じるように意識することが大切です。
切り返しの際に慌てて手で下ろしがちなところでも、ヘッドに意識があれば手の力が抜け、トップで間ができます。
スイングを誰かに見てもらい、間ができているかどうか確認しましょう。
意識その4
スイングの際にヘッドに集中するということは、スイングの際のチェックポイントが少なくなることになります。
例えばグリップは大丈夫か、わきが締まっているか、ボール位置は・・・等チェックポイントが多いときは打つまでが遅くなりがちで体が固まりやすくなります。
スイングのチェックポイントを減らすことでヘッドに集中でき、体がスムーズに動くようになります。
ゴルフスイングの練習
スイングは一回一回変わるものです。
同じ球を続けて打って、スイングを固めようとする練習よりも、一球一球変化をつける練習方法をご紹介します。
まず、6Iの距離を4分割して打ってみます。
6Iが160ヤードだとしたら、その距離を4分割して、40ヤード、80ヤード、120ヤード、160ヤードと順番に打っていきます。
スイングを気にするのではなく、球筋を想像してその線上にボールを飛ばすイメージで打ちます。
しっかりと目標方向のラインに乗せていくことを重視します。
次にありとあらゆる球筋を打ちます。
一球ごとに高い球、低い球、フック、スライスとあらゆる球筋を打ち分けてみます。
イメージした球筋にボールを乗せることを意識します。
いかがだったでしょうか?
ゴルフのスイングでアマチュアゴルファーにとって大事といわれていることは、体重移動と体の回転です。
それを意識するための練習方法をご紹介しました。
また、視点を変えて、ゴルフスイングの際にヘッドのことだけ考えてみるという方法もご紹介しました。
体重移動と体の回転を重視してみたり、ヘッドのみに集中してみたり、様々な練習を行い、より自分にピッタリ合ったゴルフのスイングを見つけることで、よりゴルフが楽しめるようになることでしょう。