ドライバーの上達による、スイングと飛距離の安定。
それはゴルフのスコアを伸ばす手段として、欠かせない要素です。
しかしゴルフ初心者はもとより中級者の方でも、ドライバーは苦手という方が数多くいます。
いくら練習しても、真っ直ぐに飛ばない、飛距離が伸びない、スイングが安定しない……。
そんなドライバーの悩み、お持ちではありませんか?
ゴルフにはスコア100の壁というのが存在します。
初級者と中級者の壁とも呼ばれています。
この壁を打ち破るために重要なこと。
それはゴルフスイングとドライバーの飛距離を安定させることです。
ドライバーのスイングは、アイアンなどに比べると原則として難しいです。
その理由は、ヘッドの重さやクラブの長さの違いにありますが、いずれにしても練習する必要があります。
ゴルフの練習は、量より質が重視されるスポーツです。
いくら反復練習を繰り返しても、それが誤った練習法だと、上達することは決してありません。
何年経っても、ドライバーが上達せずに試行錯誤を繰り返している人がいます。
一方で、わずか数か月だけの練習で飛躍的に上達し、スコア100の壁をあっさりと破ってしまう人もいます。
安定したスイングを維持し、ドライバーでも充分な飛距離を出し、スコア100の壁を破る人達。
彼らはどのような練習をしているのでしょうか?
ゴルフスイングのドライバー7つのポイント
プロのレッスンを受ける
レッスンプロの指導を受けることは、とても効果的です。
ゴルフのプロですら、コーチに付いてスイングの修正を行っています。
ゴルフのスイングには、自分では気付かない、誤った部分が必ずあります。
レッスンプロの指導を受けることで、その誤った部分を指摘してもらい、修正するための練習を行うことが、ドライバーに限らないゴルフ上達の近道です。
スイングを撮影してもらう
できればゴルフの練習場などで、友人にスイングを撮影してもらいます。
そして撮影してもらった自身のスイングを、確認してみましょう。
意外なほど、イメージとかけ離れていることが分かるはずです。
自分ではイメージ通りのつもりでも、実際はその通りに出来ていないものです。
それが分かれば、イメージと異なる部分を意識することができます。
スイングをイメージに近づけるよう、意識しながら練習するようにします。
テーマを決めて練習する
テーマとは、単純にドライバーで真っ直ぐ飛ばす、または飛距離を出す、ということではありません。
ドライバーによるティーショット、アイアンでのアプローチなど、ラウンド時の各場面を想定して、狙った場所に打球を落とせるように意識することです。
そして自身のスイングについて問題点があることに気付いていれば、その修正をテーマとします。
フォームを崩すほど全力で打たない
ドライバーで飛距離を出すことは、ゴルフの醍醐味でもあります。
練習場などでは自身の限界を知ろうとして、特にドライバーでのショットでは、ついつい必要以上に力を入れてしまいがちです。
しかし、いくらドライバーでも飛距離を意識しすぎてフォームを崩してしまってはいけません。
フォームが崩れてしまうと、それを体が覚えてしまいます。
するとスイングが安定しなくなり、結果として真っ直ぐに打球が飛ばなくなりますし、飛距離も逆に落ちます。
球を打ち過ぎない
ゴルフの練習では、その日の打球数が100を超えると、体への負担が大きくなってきます。
すると練習効果が薄れてしまうばかりか、結果としてフォームが崩れてしまいかねません。
その日に300球を打つよりも、60~100球を1球ずつ丁寧に打つことが、ゴルフでは重要です。
そして少ない打球数でも、できる限り毎日のように通う方が、ゴルフの練習効果は高いです。
素振りをする
ゴルフのプロは、素振りの練習を徹底しています。
この素振りをするというのは、ただ何も考えずに空振りを繰り返す、ということではありません。
常に自身のスイングを確認しながら行う意識が必要です。
素振りの手法としてオススメなのが、およそ20~30秒かけて、ゆっくりと素振りをする『スロースイング』というトレーニング方法です。
これは自身のスイングを確認しつつ、ゴルフに必要な筋力トレーニングに繋がるという効果があります。
メンタル・トレーニン
ゴルフというスポーツは、メンタル面(心理的要素)の比重が大きいです。
不安や恐れなどにより心が緊張すると、筋肉も緊張してフォームが乱れてしまいます。
特にドライバーでのティーショットは、緊張しやすい場面です。
この緊張を少しでも和らげるために、普段から実際のラウンドをイメージしながら練習します。
いかがだったでしょうか?
ゴルフを上達するためには、安定したスイングを心がけること。
そして練習量よりも質が重要だということがお分かりいただけましたね。
自身の問題点を見つけ出し、その修正をテーマに集中して練習を行うことです。
特にドライバーは扱いが難しく、スイングの影響を受けやすいだけに重要です。
なかなかドライバーが上達しなくてお悩みの方は、本記事で述べたポイントをおさえて頑張っていきましょう。