ゴルフで飛距離を出すために必要なもの。
それはインパクトを強くすることです。
インパクトを強くするには十分なタメとヘッドスピードを上げることが必要です。
ゴルフのヘッドスピードが速い人とは、腕力があるとか背筋が強いなど体型的なものがあるのも確かです。
しかし、一般的なゴルファーでも、今より少しでもヘッドスピードが上がるためのコツは他に存在しないものなのでしょうか?
ゴルフのトーナメントでプロのティーショットを見ていると、シューッというインパクトの音のスゴさにに驚きます。
ゴルフのヘッドスピードが速い人というと、やはり体型と体力に恵まれた人が速いというのが常識です。
ですがプロのようにはなれないとしても、今よりも少しでもヘッドスピードが上がるとボールへのインパクトが強くなり、飛距離が伸びるという結果が出ます。
ヘッドスピードは速いと言われるプロで40m/s後半から50m/s前後です。
通常は男性で40前後、女性で35前後でしょう。
バックスイングのひねりとダウンスイングでタメをどれだけ放てるかということがインパクトとヘッドスピードに関係してきます。
しかしヘッドスピードがあまりない人でも、今よりは上がる方法というものがきっとあるはずなのです。
ヘッドスピードを上げるにはどのようなことをすればよいのでしょうか?
ゴルフのヘッドスピード5つのポイント
背筋と下半身
ゴルフでヘッドスピードを上げるには、筋力が必要です。
誤解のないように言いますが、力まかせということではなくバックスイングで作ったタメをダウンスイングで効果的に放てるようにするための筋力です。
ゴルフでヘッドスピードを上げる最大の目的は、ゴルフボールに力強いインパクトを与えるためです。
ヘッドスピードを上げるために必要な筋力は、背筋と下半身の筋力です。
まず簡単な背筋の鍛え方はうつぶせに寝て体を反らせるという方法です。
無理にやると腰を痛めてしまうのでゆっくりと毎日続けることが秘訣です。
下半身を鍛えるのには、スクワットが一番効果的でしょう。
これも、無理せず、ゆっくりとやります。
無理にやるとひざを痛めてしまうので注意が必要です。
この二つの筋力をつけることで、ゴルフスイングの一連の動きの中で、インパクトの時に最大のヘッドスピードが出せるようになり、強いボールが打てるようになります。
重たいものと軽いもの
ゴルフのスイングの練習の時に、重たいもの、例えばクラブを2本持つ、野球のバットなどで素振りをし、終わった後に軽いもの、タオルなどで、素振りをするという方法です。
週に3回ぐらいやれば、ヘッドスピードを上げるのには、かなり効果的な方法です。
軽いものとして、クラブのヘッドの方を持ってグリップの方を下にする練習もオススメです。
インパクトで止める
ゴルフのヘッドスピードを上げるためには、インパクトの部分をしっかりと自分で把握することも大事です。
まず、クッションなど衝撃を吸収するものを準備してこれを動かないように固定します。
一連のゴルフのスイングをし、準備したもののところでゴルフクラブを当て最大の力が出せるようにインパクトの練習を繰り返します。
これで、感覚をつかむと、インパクトの部分で最大のヘッドスピードが出るようになります。
軽量化されたクラブ
少しクラブが振りにくいと感じている人は、ゴルフクラブのシャフトを軽量化されたものに変えてみてもクラブの総重量が軽くなり、ヘッドスピードが上がります。
変える場合の注意点はシャフトをただ軽量化するだけでなく、自分の体に合ったものに変えることがポイントです。
そしてここで最も重要なのは、全体的に軽すぎると感じるものはダメです。
ヘッドの重みで振り子の法則が働きヘッドスピードが速くなるからです。
心地よい重みを感じるくらいがヘッドスピードを上げるには適しているクラブです。
正しいスイング
正しいグリップ、正しいゴルフのスイングがいいリズムで出来るようになれば、自然とインパクトのところで最大のヘッドスピードが発揮されるようになります。
力んで力任せに打つとスイングで作ったタメが逆に殺されてしまい、ヘッドスピードもなくなってしまいます。
リラックスして打てる感覚を身に付けると、何もしなくても、グリップも力むことなく、体も勝手に良く回り、ゴルフのインパクトに反動の力を最大限に使えるようになります。
反動を上手く活かすと、ヘッドスピードが上がり、強いインパクトが自然に生まれ、ボールが思ったように飛んでいくのです。
いかがだったでしょうか?
ゴルフでヘッドスピードを上げる方法についてあげてみました。
ゴルフでヘッドスピードを上げるためには、実現させるための小さな日々の練習と筋力が必要です。
ゴルフのための筋力は、あればある程良いというものではありませんが、しっかりしたボールを打つためには、欠かせないものです。
感覚を身に付けるためにも、上記以外にも効果的な方法をどんどん取り入れて、ヘッドスピードアップ、飛距離アップを狙いましょう。