ゴルフでは良いインパクトをするために、一連の動作を繰り返してると言っても良いぐらい、インパクトがゴルフボールの行方を左右します。
個々にスイングで悩み、今度はグリップで悩むといったことを繰り返しながら、自分なりに上手くインパクトできる形が出来上がります。
手応えのある、納得のいくインパクトを体感できる重点はどこにあるのでしょうか?
自分の打った球がまっすぐにきれいな弧を描いて飛んでいくところを見るのはとても気持ちが良いものです。
ゴルフは調子の良い時悪い時がはっきりと出るスポーツです。
前回のラウンドまではナイスショットが連発していたのに、今回はミスショットの連発・・・その原因はグリップ・アドレス・スイング等いろいろな要因が重なり合ってそういう結果が出ています。
そのいろいろな要因が出した結果がボールのインパクトの状況を変えてしまっているのです。
ゴルフはメンタルのスポーツでもあり、最初にミスショットして落ち込むと気持ちが更に疲労し、それが全体に影響して良いインパクトから遠ざけることとなり、ミスショットを連発という悪循環になります。
折角のゴルフのラウンドでこういった結果にならないようにするために、気持ちの良いインパクトが連発できる、スイング一連でのポイントを探してみました。
ゴルフのインパクト5つのポイント
タメを生かす
ゴルフでは強いインパクトが飛距離の結果に反映されます。
スイングの流れでタメを作り、全てのパワーをインパクトにぶつけることでゴルフの飛距離が伸びるのです。
ボールを体の位置のどの部分に置くか、ということでも変わってきますのでインパクトの位置を自分で把握していることが大事です。
十分にタメが作れていないと右手の返りが遅くなり、フェースが開いてパワーが出し切れてないままインパクトするのでスライスかゴルフボールの頭を叩いてトップになることが多いです。
バックスイングでひねってできたタメをインパクトのところで出し切ることが、強く気持ちの良いインパクトを生みます。
体の上下動をなくす
ゴルフの時にトップやダフりが多いのは、スイングの流れで体が上下して動いてインパクトしているからです。
これらを減らしゴルフでの気持ち良いインパクトを出すためには、打ち急がないことです。
当たらないということに意識が行き過ぎて、力んで早い振りで強く当てようと、ボールの位置で無意識に力が入りすぎてしまい、ダフりになったりあるいはボールの行方を見ようと急ぎすぎてヘッドアップになり、ボールの頭を叩いてしまいトップします。
少しゆっくりなスイングを心がけて自分の心地よいリズムを探していきます。
ハーフスイングで打ってみたり、いろいろ試してみることです。
そうすると自分のインパクトの位置も把握でき、スイング自体も自然に改善されて気持ちの良いインパクトができるようになります。
グリップに注意
ゴルフで当てよう飛ばそうとすると力みが入り、その力みはグリップに一番にあらわれます。
飛距離はインパクト時にひねったタメをどれだけインパクトの力に変えられるかということです。
力んでグリップを握り締めてしまうと、折角つくったタメを抑えてしまうことになります。
ゴルフのグリップは両手とも中指から小指で柔らかくしっかりと支えます。
もし親指や人差し指にマメができたりする時には強く握りすぎています。
芯に当たった気持ち良いインパクトを得るにはグリップの緩め具合もチェックしてみることです。
スイング軌道を見直す
ゴルフでのインパクトをスクエアの状態で迎えるには、スイング軌道のチェックが必要です。
スイングチェックは自分でやるには難しいですし、自分より上級者の人に見てもらうのがベストです。
インパクトした後、フェースでボールをグッと押す感覚が良いフォロースルーになり、ボールの飛球線とヘッドの軌道がほぼ一致した形が良いインパクトを作ります。
体重移動
スイングにも関連していますが、ゴルフで良いインパクトをするためには体重の移動も重要なポイントです。
多くの人は、バックスイングで右足に乗り切った体重を左足に移動していく過程が上手くできていないようです。
フィニッシュをした時には、完全に左足に体重が移っていなければなりません。
多くの人がインパクト後にも右足に体重を残したままです。
左足の軸への移動がしっかりすると、インパクトも強くなり、ボールは飛ぶようになります。
いかがだったでしょうか?
ゴルフをプレイする上で最高のインパクトを出すために必要なポイントを見てきました。
ゴルフの一連の動作は全て、強いインパクトで飛距離を出し方向性を高めるためです。
強いインパクトは力任せに打つことではありません。
スイングの流れを利用した体の動きがゴルフの上達を早くし、反発力を利用することが一番強い力を生み出すのです。
自然に備わる力をうまく利用して、飛距離アップ、方向性アップに役立てましょう!