ゴルフが上達するためには、どのような練習が効果的なのでしょう。
みなさんはゴルフの打ちっぱなしでは、どのような練習をしていますか?ゴルフの上達はただ数をたくさん打てば上手くなるというものではなく、コースに出たときに実際に活かせるような練習をしなければなりません。
では打ちっぱなしではどのように練習すれば効果が出るのでしょうか?
ゴルフは数を練習すれば上手くなる、打ちっぱなしでたくさん打っていればそれだけで上達すると思っている方がほとんどでしょう。
実際はそうではありません。
練習量は確かに必要ですが、資格取得と同じで取得できてからがスタートであり、ゴルフはボールが打てるようになってからが本当のスタートラインです。
ゴルフは要所要所の実践でそれを上手くだせるかどうかということが目的だからです。
それには本番できっちり効果が出せるような練習を、打ちっぱなしで繰り返す必要があります。
そんなにたくさん練習していなくてもスコアの良い人、一方で一生懸命練習しているのに、スコアが良くならない・・・と言う方もいて同じ練習の効果が出せる人出せない人がいる・・・これはたくさん練習したら上手くなる神話ではないという証明です。
練習の内容が違うのです。
ゴルフが上手くなったと実感できるためには、打ちっぱなしではどのような内容の練習をすれば良いのでしょうか?
ゴルフの打ちっぱなし9つの練習法
必ず始める前に準備運動
打ちっぱなしでの練習をはじめるときは、必ず準備運動をしてからにしましょう。
いきなり打ち始めないことです。
ストレッチしたりなど軽く体をほぐしてからに始めましょう。
ウェッジなどから軽く打つ
ウェッジなどでアプローチの練習や素振りなどで十分ほぐしてから、ショートアイアン、ミドルアイアン、ドライバーと大きなクラブを練習していきましょう。
ボールの位置
ゴルフ場では、1球1球、ボールのライが変わり、同じではありません。
打ちっぱなしの練習場で毎回同じようなリズムで同じ方向に打っていてはなかなか状況別に打てるようにはなりません。
打ちっぱなしでは、なるべく自分で状況を想定し、ボールを置く位置を変えることで実践で十分活かせるようになるでしょう。
目標を決める
一通りほぐす練習を終えたら、あとは考えて打つ練習です。
打ちっぱなしでは、距離が表示されています。
自分なりの目標のラインをきめて、想定をしながら練習します。
ゴルフ場ではOBがあったり、池があったり、バンカーがあります。
打ちっぱなしでも、ここまでならセーフ、あそこに落としたいなど、自分の定めた目標に近く打てるように練習します。
そしてアプローチも距離感が絶対重要ですのでこの目標を決める練習は非常に役立ちます。
コースと同じ順で
ゴルフ場ではまずティーショットから始まります。
同じクラブばかりを練習することもかまわないのですが、打ちっぱなしでもティーショット、セカンド、アプローチの順のように、自分の頭の中でコースと同じ順でクラブを使う練習がゴルフを自分の頭で考える練習になり、とても効果がでる練習です。
一つずつ考えて打つ
練習量も確かに必要なのですが、やみくもに打つだけでは意味がありません。
スタンス、アドレス、グリップなどをいろいろ試しながら、こうやったときはこちらに飛ぶという自分のクセなどを良い方に活かす練習ができるのも打ちっぱなしの利点です。
実際のゴルフ場のラウンド最中にはスイングは変えない方がいいからです。
打ちっぱなしで十分にいろいろ試しておくことが必要です。
初心者は練習場の場所に注意
まだゴルフを始めたばかりでボールの行方に自信がない人は、人が前に誰もいない、打ちっぱなしの一番右端で練習しましょう。
初心者は右に飛び出るボールが多いので、打ちっぱなしの真ん中や左で練習していると、もしもの時に前の人に危険が伴います。
そのほうが自分も気を使わず練習しやすいでしょう。
打席を変えてみる
ボールがある程度迷惑かけない程度に打てるようになったら、今度は上達の意味で打ちっぱなしでの打席の位置を変えてみましょう。
真ん中の打席で打ってみたり、2階があればそちらもよいかもしれません。
パットの練習も
打ちっぱなしによっては、グリーンの練習場所も準備されているところもあります。
パターはなかなか本番当日しかグリーンで練習できる機会がないので、グリーンの練習場がある時にはパターの練習もしましょう。
いかがだったでしょうか?
ゴルフの打ちっぱなしでのポイントをあげてみました。
ただ闇雲に打ちっぱなしでゴルフを練習するだけでは、コースに出たときに活かせる練習は出来ません。
初心者は、まずきちんとボールに当てて球があがるようになることが目標です。
それをクリアしたら次は考えて打つゴルフの練習をすることです。
ゴルフが上達するためには、準備されているものだけでなく、自分の頭の中でいろいろと想定をした練習をすることが大事です。