ゴルフのグリップはゴルフアーとクラブをつなぐ大切な部分です。
長く使っていると擦り減ったり変色したりしてきますが、案外気にしていない人が多いようです。
十数年使って、そろそろグリップ交換しようと思うけれど、どうすればよいかわからないとか、中古を買ってそのまま使っていると言う人もいます。
反対に毎年交換するという人もいます。
どちらが正しいのでしょう。
またグリップ交換のポイントはどんなことでしょうか?
ゴルフのグリップ交換をしようと思ったら、グリップの種類がたくさんあって、どれにしたらよいのか迷ってしまったとか、ゴルフクラブのグリップ交換をしたら、今まであまり出なかったフックが多く出るようになって戸惑っている、再度グリップ交換をしないといけないだろうかと悩んでいるという人がいます。
自分でグリップ交換したら、ショットのとき、グリップが動いてしまい困ったと言う人もいます。
なぜそんなことが起きるのでしょうか。
また、グリップ交換をしなくてはいけないけれど、ゴルフ専門店に頼んだ方がいいのか、自分でグリップ交換した方がいいのか迷っている、という声もよく聞きます。
では、ゴルフの専門店でグリップ交換してもらうときや、自分でゴルフのグリップ交換するときは、どんなことに注意しておくべきでしょうか。
ゴルフのグリップ交換のポイントとは何でしょうか?
ゴルフのクリップ交換する際の5つのポイント
グリップのスペック
ゴルフのグリップは、シャフトに取り付けられている持ち手のカバーのことで、古くは革で作られていましたが、近年ゴム製に代わり、現在では樹脂製のグリップが多く出回っています。
安価で性能に優れたものが出ていますが、グリップ交換するときは、自分の持っているクラブに適したグリップを選ぶ必要があります。
まず現在の自分のグリップのスペックを確認しておきましょう。
グリップのスペックには、重量、素材、色柄、形などがあります。
またグリップの口径や長さも調べておきましょう。
その上で新たにグリップ交換するものを選ぶことが大切です。
ゴルフの専門店で取り換えてもらう時も、向こう任せにせず、自分のグリップのスペックや、どのようなものにしたいのかをきちんと伝えましょう。
スイングウエイト
ゴルフのグリップの重量は、グリップ交換時にはとても重要になります。
グリップの重さが、ゴルフクラブ全体の重量を変化させることになるからです。
数グラムの違いでも、クラブのスイングウエイト(バランス)が変わります。
グリップ交換をするとき、交換したいゴルフクラブと、同じ重量のものにするのかどうか決めましょう。
またシャフトカットしたものにグリップをつけるときなど、自分の目的のスイングができるような重さにすることが大切です。
自分の目的に合った重さのグリップを選びましょう。
ゴルフのグリップサイズ
市販されているグリップのサイズは内径のサイズが表示されています。
通常56から62のサイズが出ていますが、60、58あたりが一般的であると言われています。
グリップ交換時には、自分のシャフトの内径を測っておきましょう。
ゴルフのグリップは、サイズによっても、ゴルフクラブのバランスに影響し、スイングにもやはり変化を及ぼすことがあります。
たとえば太いものはスライス系のボールになりやすく、細いものはフック系になりやすいと言われています。
自分のスイングに合うグリップを選びましょう。
グリップの素材
ゴルフのグリップの素材には、最近、ゴムや樹脂ばかりでなく、それらに添加物や強化剤を配合して、より性能を高めた高性能グリップが出ています。
それらは軟らかで、しっとりした感触もあり、そういったタイプのものを好む人にはよいかもしれません。
素材によっては、交換後細く感じられたり、違和感を覚えることもあり、少なからずスイングに影響してきます。
グリップ交換の時は、素材のことも考えて選びましょう。
自分でグリップ交換
グリップ交換は自分でもできますし、こだわる人は自分の手でグリップ交換しています。
毎年暮れにはこれを恒例行事のように取り換える人もいれば、だいたいの交換時期である2、3年を目安に取り換える人もいます。
自分の好みの重さやサイズ、素材が決ったらゴルフの専門店やネットショップなどで購入しましょう。
古いグリップをカッター切って取り外すとき、グリップの長さの目印をつけておくことや、グリップを取り外した後、巻いている両面テープをはがしますが、このとき溶剤を十分にかけることもグリップ交換の大切なポイントになるでしょう。
いかがだったでしょうか?
ゴルフのグリップ交換のポイントは、まずグリップのスペックを知り、自分の目的に合ったグリップを選ぶことでした。
ゴルフのグリップの重量は、クラブのバランスに影響します。
とくに新しいスイングの目的がなければ、取り換える前のグリップと同じものを選ぶことです。
重量不足の時は鉛を巻いて調節できます。
また最近はカラフルな高性能のグリップも出ていますので、試してみるのも良いかもしれません。