ゴルフをプレイするのに欠かせない道具の一つがボールです。
当然ですよね。
ボールをクラブで打ってカップまで運ぶスポーツなのですからボールが無いと始まりません。
巷には使用するゴルフボールを選ぶのに困ってしまうほど沢山種類、メーカーがあり、当然比較するポイントも沢山あります。
それではゴルフボールのポイントとは何でしょうか?
一昔前、ゴルフボールと言えば糸巻きボールかツーピースボールの2種類くらいでしたが、今はソリッドコアのマルチレイヤーが主流で、2層、3層、4層、多いと5層構造になっているゴルフボールもあります。
と言ってもこれはゴルフボールの構造的な種類で、実際購入する時に比較するのはボールの特性、飛距離重視?スピン重視?など構造上の違いから発生する特性の違いを比較することになります。
単純にインターネットで売っているゴルフボールをみても軽く400アイテムを超えています。
メーカー、色、女性向け、シニア向け、ハード、ソフト、価格などなど比較するポイントが多すぎて困ってしまうと思います。
本当にゴルフを始めたばかりの人にはロストボールも比較ポイントに入るかもしれませんが、とりあえずここではニューボール(ロストボールも元々は新品ボールですから)の比較ポイントについて書いていきたいと思います。
ゴルフのボール5つの比較
飛距離
ゴルフボールとして飛距離だけを求めれば、現在購入出来る物よりも飛ぶボールを作ることは出来ますが、実際極端に飛ぶボールは公認球として認められていません。
では、公認球の飛距離はどうか?というと、例えば、一定のヘッドスピードでドライバーでの飛距離を比較した場合、同じ様なスペックのボールでの飛距離差は最大5ヤード程度です。
なので、どのボールが良く飛ぶのかということではなくて、自分のスイングの場合はこのボールなら飛距離が伸びる、という見方をして自分のスイング分析をまず行ない、例えばドライバーの飛距離を伸ばすにはこういうスペックのボールを選ぶ、と考えた方が良いと思います。
スピン
また一昔前の事になりますが、飛距離とスピン特性は相反する特性で、飛距離を求めるとスピンが掛かりにくいと言われていましたが、今はその傾向は少なくなってきていて、飛距離を確保しつつ十分なスピン量を得られるボールが多少高価ですが売られています。
飛距離はそこそこで良いから、ボールの方向性やバックスピンでコントロールしたいと考えている方はスピン量の多いボールを選べば良いと思います。
ゴルフを始めた頃や若いプレーヤーは飛距離重視なものですが、スコアアップを考えていくと、飛距離はそこそこでボールがコントロール出来る、もしくは直進性を重視するようになってきます。
その時のゴルフのレベルでボールを選ぶのも良いと思います。
打感
これは打つ人の好みによると思います。
ソフトな打感を好むか、ダイレクトな打感を好むか。
ただ、これはしっかりとクラブヘッドの芯でボールを捉えてヒット出来る場合の話です。
同じボールでも、ヘッドの先や根本で打つのと、芯で打つのとでは全く打感が違います。
ただ、ソフトな打感が好みでもウェッジなどでフルショットした時に簡単にささくれたり、傷ついたりしてしまうボールは耐久性の面から、比較対象としては好ましいものではないと思います。
色
この比較は、ほぼ完全に好みでしょうか。
でも、色はボールの行き先を認識するのに重要な面もあります。
白いボールが多いですが、これはやはりゴルフコースのフェアウェイやグリーンの緑色で良く見える色だと思います。
比較して、黄色やオレンジなどは、打った後の空や雲を背景にした時に見やすい色だと思います。
その他に緑や青のボールを時々見ますがこれは、シーズンオフのフェアウェイの白い芝で識別しやすい色だと思いますが、オンシーズンの緑の芝の上では識別しにくいでしょうね。
これは実際に使ってみて比較するとよくわかるとポイントだと思います。
価格
これが比較する上で結構重要なポイントとなる人が多いかもしれません。
ゴルフは決して安価に楽しめるスポーツではありません。
ゴルフクラブセット、ゴルフウェア、ゴルフ練習場、そしてゴルフコースでのプレーフィーなど、「ゴルフ」の付くものは高価な物が多いです。
一方でゴルフボールやティー、グローブなどは割りと安価な方ですが、特にボールはピンきりですが、高いボールは性能も良い。
安いボールは性能も低い。
ゴルフボールではこう言えると思います。
なので、価格を比較してボールを選ぶというよりは、自分のプレーのレベル、プレータイルの変化などに合わせてグレードアップしていくのが良いのではないかと思います。
いかがだったでしょうか?
ゴルフボールのポイントをあげてみましたが、実際にゴルフボールを比較するのにこれといって決まったものは無いと思います。
なので、ゴルフを始めたばかりの時はまずはロストボールでと考えるのもありだと思います。
その場合出来るだけ同じ種類のボールを探すようにしたいです。
同じボールで打感や飛距離、スピンを感じながら、自分のゴルフレベルが上がったところで、価格も含めて比較してニューボールを購入するのが良いのかなと思います。