アイアンセットって、様々なメーカーや、様々なタイプがあり、どのアイアンセットを購入していいのか悩みますよね。
価格が高いものや、著名なブランド、人気モデルなど選ぶ要素は多々ありますが、そのような観点でアイアンセットを選んでしまっていいのでしょうか。
ラウンドする中で最も重要なアイテムといえるアイアンセットを選ぶ大切なポイントって分かりますか?
ゴルフクラブは、ご存じのとおり、ウッド、アイアン、パターの3種類があります。
アイアンは、その名のとおり金属製のヘッドが装着されたクラブで、飛ばす距離に応じてクラブを選んで打ちます。
アイアンは、1番から9番までの種類があって、100~200ヤードくらいの距離範囲を打ち分けます。
ゴルフのスコアメイクにとって、アイアンの距離感と方向性の精度を上げることが最も重要なポイントとなります。
アイアンは、同じようなスイングでも番手を変えることで狙った飛距離を狙った方向に打ち出せるものが理想的です。
ですから自分に合ったアイアンセットとは、番手が違っても同じようなリズムで自然にスイングできる、番手のバランスが取れたセットを選ぶ必要があります。
ですからアイアンは、1本ずつバラバラに購入するのではなく、アイアンセットで購入することをおすすめします。
今回は初心者がアイアンセットを選ぶ6つの重要なポイントをご紹介していきます。
アイアンセットの重要性6点
ソールが厚いものを選ぶ
アイアンセットを選ぶ際、なるべくソールが厚いものを選びましょう。
ソールとはヘッドと芝生が当たる部分のことで、ソール幅が広いほど扱いやすいクラブです。
最近ではユーティリティーと同じくらいソールがかなり広いタイプもありますし、そのようなタイプは、非力な方でも飛距離が出やすいメリットがあります。
上級者向けのアイアンセットですと、ソールがかなり薄くなっています。
ヘッドのソールに厚みがあると、ボールの手前にクラブが入っても芝生の上を滑ってボールに当たりやすい、重心が低くなるためボールが上がりやすいというメリットがあり、初心者にもやさしいクラブといえます。
ソールが厚いアイアン
ソールの厚いアイアンはデメリットもあります。
斜面などや芝生がデコボコなど状態が悪いところでは引っかかったり、抜けが悪い場合もあります。
ソールが厚いアイアンセットが万能というわけではありません。
ただ全体的にはソールが厚いものが初心者にふさわしいものといえます。
キャビティタイプを選ぶ
ヘッドが窪んで空洞があるものをキャビティアイアンと呼びます。
初心者はキャビティタイプのものを選びましょう。
キャビティアイアンは高弾道になりやすく、ミスショットの確率が減少します。
さらにキャビティヘッドはスイートエリアが広いので直進性も高くフックやスライスなどが出にくいので、スコアメイクに絶大な威力を発揮します。
ただキャビティのアイアンセットの場合は直進性が高い分、ドローボールやフェードボールを打ち分けるような高度な技に対して操作性に劣ります。
上級者向けのセット
上級者向けのアイアンセットでは、キャビティはなくスイートエリアがとても狭くとてもスイングが難しくなります。
しかし、芯をくったときの打感の味わいや、ドローボールやフェードボールを打ち分けるような高度なショットなど、その気持ちよさは群を抜いています。
そういうショットに憧れて、初心者でもあえて上級者向けのアイアンを使う人もおりますが、スコアメイクを望むならばキャビティのアイアンセットを選ぶべきでしょう。
初心者はグースネック
グースネックとは、ヘッドのフェイスがシャフトに対して引っ込んでいるクラブのことをいい、グースネックだとスライス方向に曲がりにくいことが特徴です。
そのため初心者などスライス軌道のゴルファーに適したアイアンセットとなっています。
ストレートネックの場合
グースネックでないアイアンセットはストレートネックといい、逆にフック方向に曲がりやすい上級者ゴルファー向けとなっています。
アイアンセットの3つ目の条件としてグースネックを挙げましたが、初心者でもフック軌道になりやすい方は、グースネックは逆効果になります。
必ず自分の球筋、回転、軌道など、方向性を見極めた上でアイアンセットを選びましょう。
いかがだったでしょうか?
アイアンセットの重要なポイントは、シャフトの調子や硬さ、ヘッドの形状や大きさ、材質など、他にも様々あります。
セットを選ぶ上で最も大切なのはブランドや見た目ではなく、自分のスイングや体型、ゴルフスタイルにマッチしたものを探すという事ではないでしょうか。
それとセット本数ですが、販売されているアイアンセットにはさまざまな組み合わせがあります。
一昔前までは、3番~9番、PWがセットになった8本セットが主流でしたが、ここ最近は、3番・4番はFWやユーティリティに変わり、アイアンセットは、5番~9番、PWまでの6本セットが主流になっています。