ゴルフ好きな方から絶大な人気を誇るアイアンがあります。
それが「G25アイアン」です。
G25アイアンとは、2013年に発売されたPING社のGシリーズのアイアンです。
G2シリーズからGENERATIONシリーズとして発表され、今回のG25アイアンは6代目になります。
では、PINGの伝統あるアイアンはどのように変化したのでしょうか?
もともとGシリーズは初心者や中級者向けのラインナップで、ぼてっとした形の優しい印象でした。
しかし、今回のG25アイアンは黒ベースでツヤ消しの「ディープサテン」というデザインでかっこよくなり、グースネックや分厚いトップレードなども、これまでのGシリーズから比べると抑えられており構えたときの顔もシャープになりました。
Gシリーズは、G15、G20、G25とだんだんとシンプルになりスッキリしたデザインになってきています。
今回のG25アイアンは、マイルドな打感と低重心により球が楽に上がる設計になっているアイアンです。
前回のG20アイアンと比べるとトップレートが薄くなり、オフセットも減少しました。
G25アイアンは、風に強い球が打てる!イメージ通りに弾道が打てる!ミスにも強い!という事からプロからアマチュアまで幅広く支持されています。
では、そのG25アイアンは実際にどのように変わったのでしょうか?
G25アイアンが選ばれる4つのポイント
新型CTP
G25アイアンのフェースの背面にあるウェイト装着部分の事をPING社では新型CTP(カスタム・チューニング・ポート)と呼びます。
いままでのCTPはバックフェースに設けられた楕円形の壁でしたが、この構造を大幅に改良しました。
余剰重量を再配分し、より重心を低くする事が可能になりました。
また、インパクト時にかかっているストレスを軽減し、MOI(オフセンターヒット時において、どれだけねじれに対して抑制する力が働くかを示した数字)も大幅にUPしました。
G25アイアンは新型CTPが生み出すマイルドな打感と低重心により、球が楽に上がる設計になっています。
ハイバランス設計のスチールシャフトを新採用し、番手間のギャップが最適となるアイアンです。
新スタビライジング・バー
アンサーやi20、S56で採用された「スタビライジングバー」がG25アイアンにも搭載されました。
インパクト時にかかるフェース面の振動を抑えて打感や打音の向上だけでなく、飛距離とコントロールのバラ付きも減らしてくれます。
また、G25アイアンのフェースの背面にある「PING」のロゴ部分は「ソフトエラストマー」という素材でできており、この部分でも余分な振動を吸収しています。
ミスヒットにも強い新型バックフェース構造が「打出し角」「方向性」「飛距離」を安定させてくれます。
少々芯を外しても、カット目に打っても、ダフッても、大きなミスに繋がらないというG25アイアンはかなり心強い見方です。
プログレッシブ・ソール
G25アイアンでは番手ごとでソールの厚さとオフセットの度合いが異なります。
ロングアイアンはソールを厚く、オフセットを大きく設計する事により重心が低く後方に来るため高弾道に打つ事ができます。
ショートアイアンはソールを薄くオフセットを小さく設計する事により重心はやや高めになり、見た目をシャープにし、強い弾道でピンを狙えるようになりました。
カスタムフィッティング
PING社では、まずフィッティングする事から始まります。
普段ゴルフショップで売っているクラブは、一般的な体系に合わせたサイズを売っています。
なので、自分にピッタリなクラブを見つけるのは大変ですし、合わないクラブばかり使っているとフォーム自体がクラブに合わせるようになってきてしまい、崩れてしまいます。
フィッティングやカスタムをしてくれるとなるとお金もかなりかかりそうですが、G25アイアンを取り扱うPINGのフィッティングは無料です。
洋服を試着するようにゴルフクラブも試打するべきなのです。
自分に合ったスペックが分からないゴルファーこそフィッティングをし自分に合うクラブを選びましょう。
G25アイアンはPING社認定フィッターが在籍するゴルフショップで購入する事もできますが、全国各地で定期的にイベントも開催しているので是非一度試してみるといいでしょう。
いかがだったでしょうか?
ゴルフクラブには自分に合うスペックというものがあります。
そのスペックを知るためには、まずフィッティングすることが重要です。
ゴルフショップでクラブをフィッティングをしてもらうと、購入しなければいけないと心配する方もいますが、そんな事は決してありません。
フィッティングからカスタムまで行ってくれるPINGのG25アイアンはアメリカでも日本でも人気が高く、絶賛されています。
是非一度G25アイアンのフィッティングを試してみて下さい。