ゴルフスコアは、アプローチとパットで決まるとよく言われます。
そんな重要度の高いパッティングをするためにも、パターの選び方は大切です。
自分に合ったパターを選ぶことはスコアアップに役立ちます。
迷うほどある、さまざまな種類のパターの中から、自分に合ったパターを見つける良い選び方はあるのでしょうか。
それにはどんな選び方をすればよいのでしょう?
パターはグリーンの上で打ちますから、グリーンの状態にかなり影響を受けます。
傾斜や芝目はもちろん、天候や時刻によって芝の葉の状態も微妙に変わってきます。
そんな条件をクリアしながら、カップインさせるには、ゴルファーの力量ばかりでなく、使用するパターも重要な役割を果たします。
プロゴルファーたちのトーナメントでは、パッティングが運命を分ける、勝敗を左右することが多いのは御存知の通りです。
ですからプロゴルファーは、何本もの種類のパターを使い分けています。
ゴルフスコアをアップさせるためにも、やはりパターの選び方は重要になります。
目的に合ったもの、しかもそれは自分に合ったパターであることが大切です。
では目的別に作られたさまざまなパターの中から、予想される条件をクリアできるパターの選び方とはどんなものでしょう。
より良いパターの選び方のポイントとはどんなことでしょうか?
パターの選び方を知る6つのポイント
パター購入時の選び方
パターは各メーカーがさまざまなタイプのものを出しています。
主なものをいくつかに分けると、ピン型、マレット型、L字型、T字型があります。
それらのうち気に入った物を、販売店で試し打ちして一番自分に合うパターを選びましょう。
試し打ちができるお店を選ぶのが、賢い選び方と言えます。
各タイプの特徴からの選び方
ピン型は、面が長く、重心距離が適度にあることで、スィートスポットが広く、フェースを感じながらストロークしやすくなっています。
操作性が良いので、フィーリングを大切にする人や、初心者にもお薦めです。
マレット型はカマボコ形をしたパターで重心が、後方にあるので、深度が深くなりパターが左右にぶれにくいため振りやすく、人気のあるパターです。
L字型というのは、シャフトから前へヘッドがつながっているパターで、フェース面は感じやすいけれど、扱いにくく、フィーリング重視のプロ向きと言えます。
初心者にはかなりハードルが高いでしょう。
T字型は、シャフトがフェースの中央にあるパターのことで、フェースの開閉が少ないため真っ直ぐ打ちやすく、よく引っ掛けを出す人には向いているとも言われています。
ヘッドの大きさの選び方
ヘッドの大きなパターも人気でこの頃よく見かけます。
ヘッドが大きくなるということは、スィートスポットが広がり、動きが抑制されるので、ボールは真っ直ぐ転がりやすくなると言われています。
反面、操作性は難しくなり、繊細さやフィーリングにこだわる人には向かないようです。
ヘッドの素材の選び方
ヘッドが何でできているかということを知り、選び方にも注意しましょう。
ヘッドの素材によって、操作性や方向性が変わってくることがあります。
主な素材には、軟鉄、ステンレス、チタン、アルミニウム、タングステン、樹脂など。
軟鉄は削ってライ角やロフト角を調整することができます。
ステンレスはスイートスポットを広げることができます。
アルミニウムはマレットタイプのヘッドにも使用されています。
また樹脂などで硬さや衝撃を吸収するなどの目的でヘッドに埋め込んだり、金属と一緒に貼ったりと、さまざまな工夫がされているヘッドもあります。
グリップの選び方
以前は革やゴムの素材が多かったグリップも、現在では素材もデザインもさまざまなものが売られています。
たかがグリップ・・・と侮るなかれです。
グリップのサイズや重量、また素材によっては、スイングに大きな影響を及ぼすことがあります。
グリップの重さはゴルフクラブのバランスに関係してくるからです。
サイズによっては距離感も変わってきます。
パター用のグリップはより種類も多いので、選び方には気をつけ、自分のフィーリングに合ったものを選びましょう。
パターの重量
ゴルフクラブを購入する時、最も大切なことの一つが、クラブの重量であると言われています。
軽いパターの場合は、ストロークが不安定になることもあります。
また太いグリップを使用した場合にもヘッドが軽くなります。
そんなときには、ヘッドの底の部分に鉛を貼って調整すればよいのですが、その前に、購入時のパターの重量の選び方が重要なポイントになります。
自分に合った重さを選ぶためにも、試し打ちしてから買うことは必須です。
いかがだったでしょうか?
ゴルフスコアをアップさせるために、パターの選び方はとても重要でした。
素材一つにしても、パターの重量やバランスが変化し、自分のプレーにも影響してきます。
ですから、自分のフィーリングに合った使いやすいもの、ボールの軌道をイメージしやすいものを選びましょう。
パターの選び方で、パッテイングも変わってくるのですから、慎重に試し打ちを行ってから購入しましょう。