ここ数年、ゴルフ人口が増え続けています。
社会人になると付き合いからゴルフを始める人も多いのではないでしょうか。
ゴルフを始める上でまず必要なのは、勿論ゴルフクラブです。
ゴルフクラブには打つ場面や距離によって使い分けるため、色々な種類があります。
これからゴルフを始めようとする時、まずどんな種類のゴルフクラブを購入したらよいのでしょうか?
これからゴルフを始める多くの人は、まずゴルフショップに行きゴルフクラブの種類の多さに圧倒されると共に、自分の買うべきゴルフクラブがわからなくなるのではないでしょうか。
よくインターネットなどで「初心者向け○本セット」という種類の商品を目にします。
中にはキャディバッグ付きのゴルフクラブセットもあります。
しかし、自分に合ったゴルフクラブの種類とは言えないのですぐ買い替えたくなるはずです。
初めは中古でも構わないので、自分に合ったゴルフクラブを探しましょう。
ゴルフクラブの種類は大きく分けて5種類あります。
ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、パターの5種類です。
そのうちでコースで使えるのは14本までと本数が決められています。
ですが、最初のうちは10本~12本くらいでも十分です。
まず必要な物から揃えていき、自分がどういう種類の物が欲しいのか分かってきてから改めて購入するのが一番ベストしょう。
5種類のゴルフクラブの用途と役割を考えます。
ゴルフクラブの種類を見極める5つのポイント
ドライバー
ドライバーはコースで一打目に打つクラブです。
そして、ゴルフクラブの中では一番飛距離が出るクラブです。
ドライバーは飛距離が出るようにシャフトが長くヘッドが大きく作られている種類のクラブです。
そのため、芯に当てるのが難しいクラブです。
また、素材はチタンやカーボンで出来ている種類が多く、非常に軽く作られています。
ゴルフクラブにはロフトと呼ばれる角度がついています。
初心者は10~12度くらいがおすすめです。
フェアウェイウッド
ドライバー以外のウッドの総称。
主に2打以降に使用します。
昔はドライバーもフェアウェイウッドも木で出来ていたことからウッドと呼ばれていますが、現在はドライバーと同様にステンレス、チタンやカーボン素材で出来ている種類が多いです。
ドライバーは1W、それ以外のウッドを続けてフェアウェイウッドと呼び、3W、4W、5W、7Wと分けられます。
番手によってロフト角が増えるため、数字が小さい程飛距離が伸び、数字が大きいほど飛距離がでずらくなりボールが上がりやすくなります。
揃えるのであれば5Wと7Wから揃えるのが良いでしょう。
また、質量はドライバーより重い種類を選びましょう。
フェアウェイウッドはドライバーと違い、古くてもかなり使える物が多いです。
中古のお手頃価格から自分にあったゴルフクラブを選ぶのも良いでしょう。
ユーティリティ
フェアウェイウッドとアイアンの中間のゴルフクラブの種類をユーティリティと呼びます。
難しいロングアイアンの代わりに使う事が多く、力のない女性や、ロングアイアンが苦手な人はオススメです。
ロングアイアンはシャフトが長く、ロフトが立っていてヘッドも小さいためボールを捉えるのがショートアイアンに比べ難しくなります。
ユーティリティであれば、低い弾道でアイアン感覚で打つ事ができるので打つ方向を定めたりと安定したゴルフクラブと言えます。
以前は、力のないおじさん世代が使う種類のゴルフクラブという印象でしたが、現在は払拭されプロゴルファーでも使う人がいます。
安定して打てるようになれば、一番の相棒となってくれるかもしれません。
アイアン
アイアンは距離を打ち分けるのが主な用途のゴルフクラブです。
アイアンの種類は1番~9番まであります。
1~3番アイアンをロングアイアンと呼び、打ちこなすのが非常に難しいゴルフクラブです。
アマチュアのゴルファーでも使いこんでいる人は少ないため初めのうちは購入しなくても良いでしょう。
その代わりにで紹介したユーティリティを代用するゴルファーが多いです。
9番以降はピッチングウェッジ(Pw)、サンドウエッジ(Sw)、アプローチウエッジ(Aw)の3種類があります。
Pwはグリーンにボールを寄せる際に使用します。
9番アイアンでは飛びすぎるという時に使用します。
Swは主にバンカーからボールを出すとき使用し、ボールが上がるように出来ています。
バンカーショットは通常のショットとは異なるため、練習場にバンカーが設置されている所などで慣れる事が必要です。
AwはPwとSwの中間ロフト角のゴルフクラブで、2つの中間の距離を狙う際に使用します。
パター
グリーン場で使用する種類のクラブ。
ゴルフをやらない人でも一番馴染みがあるクラブではないでしょうか。
形状の種類も様々です。
ブレードタイプ、ピンタイプ、マレットタイプ、ネオマレットタイプの4種類がありますが、最近は中尺や長尺タイプのパターを使う人も増えてきています。
プロゴルファーを見ていると種類も様々なのが分かります。
どのパターの打感が使いやすいかは、グリーンのスピードや使用するボールの堅さでも大きく変わります。
いかがだったでしょうか?
ウッドが得意だったりアイアンが得意だったり人それぞれ好みがあります。
全種類を一通り揃えるというよりかは、どの飛距離にも対応できるようなゴルフクラブを揃えていく必要があります。
当然の事ですが、ゴルフクラブが同じでも使う人によって飛距離も異なります。
ゴルフショップや練習場で試打もできますので、まずは色々な種類のゴルフクラブを試してみましょう。
また、練習場で各クラブの自分の飛距離を把握しておく事が大事です。
普段からただ飛距離を伸ばす練習をするのではなく、目的を定め距離感を掴む練習をする事がコースに出た時に役立ってくる練習法といえます。